訪日4000万人目前でコロナ禍 需要回復、観光の再生 道半ば
菅義偉首相は、自民党総裁選に立候補しないことを表明し、退任が決まった。菅氏は、インバウンドを中心に観光を通じた地方活性化に意欲的で、第2次安倍政権下の約8年に及ぶ官房長官時代を含め、省庁を横断した観光施策の立案、実行を主導してきた。コロナ禍が世界を覆う中、首相に就任し、Go Toトラベル事業、観光需要回復のための政策プランを推進してきたが、感染症は収束せず、観光の再生は道半ばで退陣する。
「インバウンドは地方活性化の切り札」
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